
ついに来ました。Epic Games Store が、iPhone の日本向けにローンチ。2020 年に Fortnite が App Store から消えて以来、5 年以上ぶりに「日本の iPhone で Fortnite が再び動く」状態に戻ったということです。
ライブ配信を観た感覚だと、これは普通のストアローンチではないです。日本が、iPhone 向け代替ストア解禁の大きな節目を迎えた瞬間です。
iPhone で Fortnite と Rocket League Sideswipe を遊びたかった日本の Epic ファンが直撃です。2020 年に Fortnite が App Store から消えてから iPhone でプレイできず、Android か PC・PS5・Switch を選ぶしかなかった層が、ようやく iPhone に戻れます。Apple の純粋な App Store 内に閉じこもっていた読者にとっては「サードパーティストアって、結局どんな手順で入れるの」という基本知識が必要になる場面でもあります。
得:日本の iPhone ユーザーは、Apple の App Store を経由せずに Fortnite と Rocket League Sideswipe を直接インストールできるようになりました。Epic 公式サイトから手順に沿って行けば動きます。
危ないこと:Epic の発表によると、日本でのインストールには 9 ステップが必要とのこと。EU では当初 15 ステップから 6 ステップへ削減され、その結果ユーザーの脱落率が 60% 改善したと Epic は説明しています。日本は今のところ EU よりも 3 ステップ多い設計のままで、慣れていない人にとっては中断ポイントが多い状態です。
Epic 自社タイトルしかないのが現状の最大の制約です。Epic が「他の開発者のアプリと一緒にローンチしない」と明言した理由は、Apple の 5% Core Technology Commission と、全取引(未完了取引含む)の追跡・報告義務がサードパーティ開発者にとって参入障壁になっているからとのこと。
つまり Epic Games Store は今のところ「日本の iPhone で Fortnite を動かすための入口」であって、Steam や Google Play みたいな多目的ストアにはなっていません。Epic 自身も「日本の公正取引委員会が法を厳格に執行することを求める」と発表しており、状況は今後数か月で変わる可能性があります。
セキュリティ面でも、サードパーティストア経由のアプリインストールはこれまで日本の iPhone ユーザーには不要だった経路です。インストール手順を必ず Epic 公式から確認し、別経路(クローンサイト等)から取得しないこと。これは Apple の App Store 内アプリ以上に注意が要ります。
結論:Fortnite を iPhone で遊びたい人だけが「条件付きで買い」、それ以外は様子見。 9 ステップのインストールは、Epic アカウントを持っている熟練 Fortnite プレイヤーなら 5 分。けど初めての人にはハードルが高い。Rocket League Sideswipe 単体で入れるならインセンティブは弱め。
サードパーティ開発者のアプリが揃ってくる第 2 弾を待つ判断もありです。日本の JFTC が Apple の手続き設計に介入すれば、9 ステップが EU 並みの 6 ステップに減る可能性も。セーブして、夏頃の状況を観察してから入れるのも全然 OK。
「Steam みたいに何でも揃うストアになるのか?」という問いには、現時点では No。けれど、5 年前に「日本の iPhone で Fortnite」という言葉自体が成立しなかったことを思い出すと、これは正気の沙汰じゃない(褒めてる)変化です。セーブして次に行きましょう。
Epic Games 公式ニュース — Epic Games Store Launches on iPhones in Japan
GamesIndustry.biz — Epic Games Store launches on iPhone in Japan(英語)