
GoogleがNotebookLMの機能をGeminiアプリに組み込む発表をしました。正確には、「ノートブック」というプロジェクトベースの知識管理機能をGeminiに追加し、それがNotebookLMと同期する形なんですね。これまでNotebookLMといえば独立したツールとして機能していたんですが、今回の追加によって、GeminiとNotebookLMの間をシームレスに行き来できるようになるんです。個人的には、この「シームレスさ」が大事だなって思うんですよ。研究や仕事をしている人にとって、ツール間を切り替える手間って意外と大きくて。
Geminiのノートブック機能を使うと、プロジェクト単位の知識ベースを作成して、複数のファイルやPDFを追加できるようになります。ちょっと気になったのが、ビデオ概要図やインフォグラフィックといったNotebookLMの高度な機能も使えるということ。つまり、Geminiで作ったノートブックをNotebookLMと同期することで、NotebookLM側の機能も活用できる、ということですね。これは使い勝手の面でかなり良いと思う。
展開時期としては、まずはAI Ultra、Pro、Plusの契約者を対象にウェブ版から始まるとのこと。無料層のユーザーも対象になるんですが、ここで容量に差がつきます。無料ユーザーは100ノートブックまで、1ノートブックあたり50ソースまでなのに対して、Ultra契約者は500ノートブックまで、1ノートブックあたり600ソースまで扱えるんです。これはマジで大きい差ですね。Ultraは本当に専門的なリサーチをしている人向けの仕様になってる感じがします。
面白いのは、この統合がスマートフォンにも広がっていくというところで。モバイルアプリへの対応は今後数週間で拡大予定となっていて、外出先からもノートブックにアクセスして調べ物ができるようになるわけです。また、対応地域も今後数週間でヨーロッパのより多くの国と無料ユーザーへ広がっていく予定です。
Geminiのポジショニングって、これまでは「ChatGPTの対抗馬」という感じだったんですけど、NotebookLMとの同期を前提にしたノートブック追加によって、「AIリサーチプラットフォーム」としての色が濃くなってきた感じがします。単なるチャットツールではなく、プロジェクト単位でデータを管理して、そこから新しい知見を引き出すための基盤として機能し始めているわけです。次のステップが楽しみですね。
Google Official Blog: https://blog.google/innovation-and-ai/products/gemini-app/notebooks-gemini-notebooklm/