
Google が 「Gemini in Chrome」の日本提供開始 を公式に発表しました。Google Japan の公式 X アカウントが 4 月 21 日朝に告知していて、「ついに日本で利用可能になりました」という書き方をしているんですね。
ちょっと気になったのが、今回の提供国のラインナップです。4 月 20 日付で追加されたのは オーストラリア・インドネシア・日本・フィリピン・シンガポール・韓国・ベトナムの 7 か国。アジア太平洋一気に拡大、という格好なんですね。米国で今年 1 月にスタートして、3 月にインド・カナダ・ニュージーランドに広がって、ようやく日本もこの輪に入った、という時系列です。
今回 Google Japan Blog の一次情報で確認できるのは、日本では Mac・Windows・Chromebook Plus 向けに順次展開 される、という点です。まずはデスクトップで使えるようになる、という理解でよさそうです。
Google Japan の告知では 「ブラウザから離れることなく、サイドパネルから直接 Gemini に相談」 という言い方をしています。要点は Chrome を閉じずに、開いているページを見ながら Gemini に質問できる というところ。
具体的には、こういう使い方になります。
要は、「別タブで ChatGPT を開いて質問して、答えをコピペして戻ってくる」という段取りを、Chrome の中に畳んでしまった ということなんですね。
Chrome を普段使いしている方にとっては、これは 「アプリを追加したのではなく、ブラウザの機能が増えた」 という感覚に近いはずです。ChatGPT のように別サービスに切り替える必要がないぶん、使い始めのハードルが一気に下がります。
逆に言うと、AI を使うために ChatGPT や Claude のページを開く という動作そのものが薄まっていく局面にも入ってきました。ブラウザ側に AI が常駐するモデルは、Microsoft Edge の Copilot、Arc の Max、Opera の Aria など、各社すでに手をつけているジャンルで、Chrome が日本に本格参入してきたことで選択肢が一気に増えた、という言い方もできそうです。
次に注目したいのは、日本での展開対象がどこまで広がるか です。Chrome の使い方自体が、この 1 年でかなり変わっていく気配があります。続報が楽しみですね。
Google Japan 公式 X — 日本で Gemini in Chrome 提供開始のアナウンス
TechCrunch — Google rolls out Gemini in Chrome in 7 new countries
Engadget — Google brings Gemini in Chrome to users in Australia, Japan, Singapore and South Korea
9to5Google — Gemini in Chrome rolling out to Asia Pacific