🕛 2026.6.16

量子の誤りを直す『係員』を作り直す。FPGA消費を最大8.2倍そぎ落とした新復号器

量子コンピュータの話になると、たいてい「量子ビットを何個並べた」に注目が集まる。でも、現場で本当に効いてくるのは、並べたあとに誤りをどう直すかの部分だったりする。今回はその「直す係」を作り直した、地味だけど筋のいい論文を […]
🕛 2026.6.16

AIに『自分でメモを取らせる』。長考を要約させたら賢くなって18.6%短くなった話

ふと考えてしまうんですが、人が長く考え込むほど良い答えにたどり着くかというと、必ずしもそうではないですよね。途中で論点を見失ったり、最初の思い違いを引きずったまま遠くへ行ってしまったり。今の「考えるタイプ」の AI も、 […]
🕛 2026.6.16

2本指ロボの脳を5本指に引っ越し。器用ハンドを少ないお手本で動かす「InDex」

ロボットの「手」、ずっと気になってるんです。腕や移動はどんどん賢くなってるのに、肝心の手先が二本の爪で挟むだけ、みたいなロボが多くて。そこを正面から殴りに行った論文を6月に見つけたので置いておきます。 arXiv に出た […]
🕛 2026.6.16

ロボに『日本語で頼む』は、まだ分が悪い。非英語の指示で成功率が30〜50%落ちた

ロボットに日本語で「これ取って」と頼む。近い将来それが当たり前になると、なんとなく思っていた。だが数字を見ると、そう甘くはなかった。 6 月に arXiv へ出た「When Does Language Matter?」と […]
🕛 2026.6.16

AIに『その答え、ここが違う』と突き返して鍛える。正規表現づくりで最難タスクが3.2→38.1%に

これ、ジュニアに説明しづらいやつなんですが——AI を上達させるとき、正解を見せるより「その答え、ここが違うよ」と間違いを突き返したほうが速い、という話です。 6 月に arXiv へ出た「Counterexample […]
🕛 2026.6.11

Googleの『Gemma 4 12B』、音も画像も『直接』読む新設計。16GBノートに収まる

同時通訳のブースを取り払って、相手の声をそのまま聞く。そんな設計のAIが、ふつうのノートPCに収まるサイズで出てきました。 Google DeepMindが6月3日、公式ブログで軽量オープンモデル「Gemma 4 12B […]
🕛 2026.6.11

Alibabaの新コーダ『Qwen3-Coder-Next』、3B駆動で10〜20倍級の性能に並ぶ

数字を見よう。SWE-Bench Verified 70.6%。動かしたのは、80Bのうちたった3B。 AlibabaのQwenチームがHugging Faceの公式モデルカードで公開している、コーディングエージェント特 […]
🕛 2026.6.11

NVIDIAが550Bの『Nemotron 3 Ultra』公開。重みも学習レシピも全部置いた

「太っ腹」という言葉の使いどころを、久しぶりに見た気がします。 NVIDIA Research が 6 月 4 日、同社最大のオープンモデル「Nemotron 3 Ultra」を公開しました。総パラメータ 5,500 億 […]
🕛 2026.6.11

IonQ、量子誤り訂正の『ブレークイーブン』達成。9種の符号をイオン40個の1台で実証

冗長化、という言葉にセキュリティ屋は弱い。大事なデータは 1 か所に置かない、壊れる前提で備える。量子コンピュータの世界で先週出た論文が、まさにその「備え」の節目だったので紹介したい。 米 IonQ の研究チーム(筆頭著 […]
🕛 2026.6.11

IQM、量子の誤り訂正へ『バーベル符号』提案。必要量子ビットは最大8分の1

夜中に論文の図を眺めていて、思わず「ああ、確かにバーベルだ」と声が出ました。 フィンランド発の量子コンピュータ企業 IQM の研究チームが 6 月 4 日、新しい量子誤り訂正符号「バーベル符号」を提案する論文「Barbe […]