
| 項目 | NordVPN | ExpressVPN | Surfshark |
|---|---|---|---|
| サーバー数 | 7,400台+ | 3,000台+ | 3,200台+ |
| 対応国数 | 118カ国+ | 105カ国+ | 100カ国+ |
| US内サーバー | 1,970台+ | 非公開 | 非公開 |
| 同時接続 | 10台 | 8台 | 無制限 |
| プロトコル | NordLynx | Lightway | WireGuard |
| 本拠地 | パナマ | 英領ヴァージン諸島 | オランダ |
| 監査実績 | 通算6回 | 複数回 | Deloitte監査済 |
| ポスト量子暗号 | 対応済み | 未対応 | 未対応 |
| 2年プラン月額 | 約$2.69(約428円)〜 | 約$2.27(約361円)〜 | 約$1.99(約317円)〜 |
ここがポイントで、VPNの速度は「サーバー距離」「暗号化処理」「混雑度」の3要素で決まる。
NordVPNはラボテストで730Mbpsを記録(テスト9社中最速)。基本速度の約72%を維持し、遠距離サーバーでも速度低下は6%以内に収まっている。サーバー数が7,400台超とダントツで多いぶん、混雑による速度低下が起きにくい。
Surfsharkはヨーロッパのサーバーで帯域損失わずか5%、US東海岸で13%と健闘。ただし同時接続無制限のぶん、ピーク時のサーバー負荷が読みにくい面がある。
ExpressVPNのLightwayプロトコルはアップロード速度に強みがあるが、サーバー数がNordVPNの半分以下なので混雑時に差が出やすい。
正直、ここが一番大きな差だと思う。
監査実績:NordVPNはDeloitteによる年次独立監査を2022年から毎年実施、PwCの監査も含め通算6回のノーログ監査を完了している。Surfsharkも2023年にDeloitte監査を通過しているが、回数ではNordVPNに及ばない。
ポスト量子暗号化:2026年4月時点でポスト量子暗号化を導入しているのはNordVPNのみ。ML-KEM(旧CRYSTALS-Kyber)をNordLynxプロトコルにハイブリッド実装している。「Harvest Now, Decrypt Later」攻撃に対して唯一備えているVPNだ。
管轄区域:NordVPN=パナマ(Five Eyes非加盟、データ保持法なし)。ExpressVPN=英領ヴァージン諸島(Five Eyes外だが英国領)。Surfshark=オランダ(Nine Eyes加盟国)。管轄区域だけ見ればNordVPNが最も有利だ。
NordVPNのThreat Protection Pro™はマルウェア・トラッカーブロックをVPN接続なしでも利用可能。Double VPN(二重暗号化)、Onion Over VPN(Tor経由)、Meshnet(デバイス間直接接続)など、セキュリティオプションの層が厚い。
月額料金だけ見ればSurfsharkが最安で、同時接続無制限も家族利用には魅力的だ。
ただし、サーバー数はNordVPNの半分以下。ポスト量子暗号未対応。本拠地はNine Eyes加盟国。監査回数も少ない。月額の差は$0.70(約111円)〜1.00程度。この差額で得られるセキュリティと速度の違いを考えると、コスパは「最安値」ではなく「$1(約159円)あたりの品質」で測るべきだろう。
ExpressVPNは長年の実績があり品質は高いが、サーバー数や監査回数でNordVPNに追い抜かれた感がある。
ExpressVPNは「ストリーミング対応サービス数で最多」という評価がある。一方、NordVPNの2026年3月テストではNetflix US/UK/CA/JPで98.3%の成功率を記録。SmartPlay技術によるDNSベースの回避が効いている。実用上はどちらも問題ないレベルだ。
速度(ラボ730Mbps、実測72%維持)、セキュリティ(監査6回、ポスト量子暗号、パナマ管轄)、サーバー網(7,400台超、118カ国)――あらゆる軸でNordVPNが頭一つ抜けている。
30日間の返金保証があるので、実際に使って判断するのがベスト。他社から乗り換える場合でもリスクはゼロだ。