
今、月に向かっている宇宙船の中にiPhoneが4台ある。
Artemis IIは2026年4月1日にKennedy Space Centerから打ち上げられた、NASAの有人月周回ミッション。乗組員4名がそれぞれiPhone 17 Pro Maxを1台ずつ持っている。NASAが有人ミッションに個人向けスマートフォンを正式に持ち込ませたのは、これが初めてのことなんですね。
どうやって認定したのか、というのが面白いのはここで——。Appleは今回の承認プロセスに関与していなかったとのこと。NASAが独自に評価を行い、「長期的な軌道外使用への対応」として初めてiPhoneを認定した。
ただし制限もある。Bluetooth接続とインターネット接続はオフ。主な用途は写真・動画の撮影だ。宇宙空間の放射線環境や温度変化にも対応できるかどうか、NASAが長期テストを経て確認した。
ちょっと気になったのが、この「Apple非関与」という点。世界で最も厳しい評価を受けたデバイスがiPhone——という事実は、スペックシートよりも強い信頼の証明になっている。Apple側が宣伝文句として使いたくなるのは分かる気がする。
宇宙から届いた写真はすでにいくつか公開されていて、iPhone 17 Pro Maxのカメラが地球の曲線を撮影した映像は普通に美しかった。「普段使いのデバイスが月まで行く」という、数年前なら想像できなかった話が現実になっている。4月6日には月の裏側を回る予定。続報を楽しみに待ちたいですね。