総務省の調査では、テレワークは労働生産性を下げるよりむしろ生産性向上に効果があると考えられています。Googleは、収集したデータから生産性が高い人は、テレワークなど多様な働き方を求めていると解析しています。
実際に私が現在働いているところはフルリモートです。テレワークについて気になる点や課題について調査しました。
総務省調査では、テレワークで労働生産性は下がらないことが示されています。総務省|平成30年版 情報通信白書|テレワークによる働きやすい職場の実現 生産性向上目的でテレワークを導入した企業の中で、約80%は労働生産性が向上したと回答しています。結果、テレワークは労働生産性の向上に効果があると考えられています。
Googleは、働き方の これからをつくろう。 – Google [PDF]で、生産性の高い人は、テレワークなど多様な働き方を認めて積極的というデータがあり、企業が多様な働き方を認めることによって、生産性の高い人のロイヤリティになり、結果企業の生産性があがると考えています。
実際にプログラマーとしてテレワークをして感じていることは、報告、相談、連絡を図っていれば、仕事の生産性はあまり変わらないです。
スケジュールに合わせて目標に向かっていくのは、会社のオフィスでも自宅でも変わらないからです。
コミュニケーションをしっかりとれば、生産性はそれほど大きく変わらず仕事ができます。コミュニケーションが少ないと一人で問題を抱えてしまって厳しい思いをしますが、ミーティングでチームメンバーとコミュニケーションを取ると気分も楽になります。
しかし、過度のコミュニケーションは必要ないです。誰でも常に監視下に置かれて仕事したくないからです。従業員を管理ではなく監視してはいけないです。生産性の高い人のロイヤリティを下げることになり、生産性も低下する要因になります。
今後、企業と従業員の信頼関係、適切なコミュニケーションの方法や距離感が重要視されていくはずです。
仕事の効率もオフィスで働いている時と比べてあまり変わらないです。
劇的に仕事の方法やツールが変わるわけではないからです。ビデオチャットが増えたくらいで、オフィスでも、もちろんパソコン使っていましたし、在宅でも同じです。
会議がオンラインに変わったのは大きな環境変化ですが、仕事方法も会議内容を元にプログラミングすることは変わりません。
Googleが発表した「心理的安全性」とは、チームメンバーに無知、無能、ネガティブ、邪魔だと思われ非難される不安を感じることなく、安心して自身の意見を伝えることができる状態のことです。
「心理的安全性」とは何か? チームや職場へのメリットを紹介 | 人事のプロを支援するHRプロ
会議でチームメンバーと話していた時、チームリーダーに報告や意見を批判されたり否定されると、タスクのスケジュールが遅れているとか自分にとって不利なことを発言する際に話しづらくなりました。しかし、タスクが遅れている事を隠すと余計チームにとっての状況が悪化することを恐れて話しますが、すごく負担になったことがあります。
テレワーク以前から、チームにとって心理的安全性は重要と注目を集めていました。テレワークで生産性をあげる上で、コミュニケーションを蜜にする必要があるため、テレワークにおいても心理的安全性を高める工夫が必要です。
テレワークにシフトする社会になっても生産性が下げないようにするには、チーム内のコミュニケーションを蜜にすることが大事です。
コミュニケーションが蜜になれば、現実の会議と同じように心理的安全性を高める施策が重要になっていくはずです。
私自身、国際結婚をしていて家族と会うために、日本と海外両方で仕事ができる環境の方が適合しているため、テレワーク普及は賛成です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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