プログラマーは資格がないとなれない仕事ではありません。資格学習に多くの時間を費やすより実務をしたほうが身になると思います。
実務で身につけた知識やスキルで、資格を取得するのが理想的です。
プログラマー初心者の場合、なにか自分で制作しつつプログラミング学習のために、基本情報処理技術者の過去問を解いて勉強をすると、プログラマーの基礎力がつく結構いい方法です。
はっきりいうと、プログラマーに資格は必要ありません。
資格を取得しないとできない仕事ではないですし、資格を持つことより、常に学習する姿勢を持つことが大事だからです。
資格を持っていなくてもプログラマーになれます。
資格はあくまでも仕事の副産物とする。
業務をしていればわかりますが、コードを書く時間より調べたり新しい技術を学習したりする時間の方が圧倒的に長いです。
プログラマーは、コンピューター、ネットワーク、インフラ、セキュリティなどなど幅広い知識を身に付けないと仕事が進みません。
仕事上で、調査や学習していて、ちょっと余裕があったため資格に挑戦したら取得できたというのが理想だと思います。
資格学習メインにする方法より、実務の能力も伸ばせて、資格学習の吸収力があがるからです。
なにか目的がないと学習に身が入らないと言う場合は、あえて資格取得を目標にして、興味ある分野や新しい技術・スキルを学習していくのがよいと思います。
普通に資格勉強はつまらないです。
資格学習も身にならないことはないのですが、みんなのAI講座 ゼロからPythonで学ぶ人工知能と機械学習 みたいなものの方が楽しく学べるし、しかも身になるからです。このあたりの学習サイトを見ると、学習意欲がそそられてきます。
資格がなくても採用してくれます。
プログラマーとして面接官になったことがありますが、資格があれば、この分野については知っている人なんだなと参考にするぐらいです。
資格よりプログラミングでどんな分野で活躍したいか、どんなプログラマーになりたいか、どんな仕事をやりたいのかの方が気になります。
資格があれば、自分の得意分野や知見があることを説明する手間が省けるところはメリットだとは思います。
資格を条件に募集している会社は、あまり見たことがありません。資格を持っていたら、歓迎というぐらいです。
会社によるが、そこまで劇的にあがるものではない。
資格手当があるところがあるので、そういった会社では月に数万あがります。そういった制度がない会社では資格と給料は関係ありません。
資格学習より実務に携わって知識やスキルを伸ばすことの方が大事です。
当然、他の人があまり携わったことがない仕事で、一定の需要がある仕事は、給与が高いです。知識やスキルを伸ばしていくと、給与の高い求人に挑戦できるからです。
さんざん資格はいらないと書いてますが、初心者が学習して役に立つ資格は、「基本情報処理技術者」です。
コンピューター、ネットワーク、セキュリティー等の基礎を学べますし、十分、実務に役立つ内容ですし、土台を作って更に発展することが可能だからです。
これも資格の学習メインにせず、なにか制作しつつ調査目的で、基本情報処理技術者の過去問を解いて学習を進めたほうがよいです。
これからプログラマーになりたいという人は、プログラミング学習ついでに基本情報処理技術者も挑戦してみてはいかがでしょうか。
過去問を解くだけでもプログラマーとしての基礎勉強になります。
もちろん高校生でも大学生でも基本情報処理技術者は取得できます。
基本情報処理技術者は、受験に年齢制限はないので、高校や大学で取得することもできます。
時間が比較的たくさんある時に、なにか制作物を制作しつつ、基本情報処理技術者の過去問を解く方法がプログラマーの基礎を学ぶ方法の一つです。
資格学習と実務は違うと思います。資格学習に多くの時間をかけるより実務のほうが大事です。
実務で身につけた知識やスキルで、学習し資格を取得するのが理想だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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